パソコン作業 紙に印字して入力/紙に印字しないで入力 の比較

昔はパソコン入力作業と言えば、元の情報が記載されている紙を見ながら行うことが一般的でした。
いまはどうでしょう?ペーパーレス化推進により紙に書いたり、印字して保管、ということは減っていると思うのですが、パソコン上でも見ることのできる何らかのデータを見ながら入力作業を行うというときに「まず元情報を紙に印字」という習慣になっていませんか?

今回は「印字して入力」と「印字しないで入力」(=「画面を見ながら入力」)を、作業性・作業者にかかる負担・コストの3つに絞って比較検証してみました。
普段こういう作業をやっていない方ほど、上の図のように両パターンを実際にやって比較してもらうと実感できると思います。「画面を見ながら入力」にすると
・印字する時間が不要になる
・印字する紙が不要になる
・印字した紙を置くスペースが不要になる
・目線を[紙⇔パソコン画面]と行ったり来たりさせなくて済む
・小さくて見づらい箇所などは拡大表示することができる
というメリットがあり、作業者の疲労も軽減され、生産性・精度が向上しやすいのです。

「レ点チェックで確実にチェックしたい」「チェック記録も残したい」という場合は、PDFファイルならば、AdobeAcrobatReaderDC(無料版)の署名機能を使ってパソコン画面上でレ点追記することも可能で、レ点を付けようとする度にペンを持つ必要がなくなります。

一度社内で行っているパソコン作業で、入力やチェックのために紙に印字しているものはないか、調査してみてはいかがでしょう。
「画面で見ながら入力」をやりやすくする方法(画面分割など)については、次回ご紹介いたします。
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この記事を書いた人

株式会社ティ・エム・エス 経営企画室長 兼 コラム編集長

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