業務の可視化①時系列グラフで見る

私は職務上、社内の業務を可視化(見える化)して管理・改善に活用する機会が多いため、可視化の効果を強く実感しています。そこで、せっかくなので「可視化って具体的にどういうこと?それによってどんな効果があるの?」という方向けに、少しでもお役に立てればと思い、実際に活用してきた簡単なデータ可視化の例もご紹介していくことにしました。
今回ご紹介するのは、タイトルにもあるように「時系列グラフ」によるデータ可視化です。
弊社の物流現場でも、倉庫への輸送車両入場~積込作業の履歴管理として、各作業ポイントでの時刻をタブレットを用いて記録しています。
履歴管理としては数値を文字で残すだけでも事足りるのですが、自分はもちろんのこと関わるスタッフも直感的に実態を把握でき、作業の流れに問題がないかどうかの即時判断に繋がるようにするためには、見せ方を変える必要があったのです。下図のように数値とグラフでは見え方が全然違います。 
数値
グラフ
このグラフはExcelの積み上げ横棒グラフを使ったもので、時系列グラフとしての表示が整うように「軸」と「系列」設定を調整して作成しています。
下記ダウンロードページ内に、表のデータを置き換えればグラフに反映されるテンプレートを用意してありますので、ご自身の扱われている同じような種類のデータを貼り付けてお試しいただくことが可能です。
具体的な設定例は、WEB検索をしてみると数々のサイトで取り上げられているので、気になる方はご参照いただきながら、一からご自身で作られるのも良いですし、取っ掛かりとしてこのテンプレートをベースに表やグラフをアレンジしてもらうと、グラフ機能の習得と活用に役立つと思います。
数字で見て感じ取れなかったことが、グラフになると隙間や重なりが一目瞭然になるので、取り組むべき次のアクションも明確になるのではないでしょうか。
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この記事を書いた人

株式会社ティ・エム・エス 経営企画室長 兼 コラム編集長

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