お役立ちコラムでは、これまで私どもが業務改善を行う中で、使って良かった=業務の精度や効率の向上に役立ったツールについてもご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、小さいものから大きいものまで、薄いものから厚みのあるものまで、様々な紙の帳票を[スキャン]→[画像ファイル保存]と驚くほど簡便に行えてしまうスキャナー(+付属アプリ使用)です。
<使用事例>
●メーカー各社様々な納品書のデジタル保管と入荷検品作業
(運用要件)
・普通紙、複写式伝票(剥離した薄い状態のもの)など、紙厚もサイズもメーカーごとに異なる
・受け取る納品書枚数は日当たり約300~500枚
(作業手順)
①倉庫2拠点それぞれへの入荷時に倉庫担当が受け取った納品書をスキャン
(表裏向きのみ揃えるのみ、複数種類の伝票を複数枚一度にセット可能)
②その後、倉庫担当は納品書と現品の照合/検品を実施
③①を受けてデータセンターにてオペレーターが納品書画像ファイルと入荷予定データの照合/検収処理を実施
★効果★
人員配置を最小限としながら、入荷予定データ・納品書・現物の3点の完全整合を実現
→在庫管理/会計の精度を高水準に維持
★効果発揮ポイント★
スキャナーが対応しているドキュメントの汎用性の高さとシンプルな操作性により、スキャンからデジタル保管までの所要時間が非常に少なかったこと
伝票類だけでなく、レシート・名刺などにも対応しているので、多岐に渡る業務シーンで活用できると思います。